修理は、推理。
ひとつずつ、一つずつ。
車ってね。とんでもないやつです。
だって、同じ故障のように見えても、故障内容は全く異なることや故障に連鎖して別のところが壊れることだってあるんです。
診断機を使った簡易点検でわかるのは故障内容だけ。
故障の原因を探るなら。昔ながらに考えましょうか。
配線図や、電気、これまでの使用状況や、故障のタイミングまで。いろんな情報を基に、推理、推理。問診が重要になってきます。
すべて変えてしまう修理なのか、一つずつ交換していく修理なのか。
すべてはお客様との対話次第。お付き合いくださいませ。
REPAIR FLOW修理の流れ
始まりにして、最重要。それが問診です。どんな故障にも特有の症状と原因があるはず。
小さなことから、大きなことまで、できるだけ正確にお伝えください。
問診を基に、お車を拝見します。配線図や整備書、経験、問診だけではわからない不調を 五感で感じながら、診断、推理致します。
あくまで「今」必要な作業をご案内する。
それを基本として、点検結果、故障部品、修理作業をご案内します。
その際、交換だけではなく条件に応じた現物修理、部品調整についてもご提案、ご相談いた します。
お客様からの承認で修理開始。
お預りとなった場合を含め、お電話等にて、できる限り中間報告させていただきます。
お車をお返しいたします。しかし、これは完了であって、完治ではありません。
どんな修理にも絶対はない。今尾電機はそう考えています。
完了後、最低でも一週間は症状の再発、他症状の発生がないか経過観察をお願いします。
暗電流、ダークカレント。気づかぬうちにバッテリーが減り続ける。
とにかく点検に根気がいるのが特徴の困ったやつ。望むところ。
旧車のエアコン修理で一番の問題は、部品があるのか、ないのか。
ないなら作るしかない。
冷えないのも多いけど、臭いのも多い。
スプレーだけでは改善しない悪臭は分解して洗うがよろしい。
FFヒーターの取り付けはもちろん、その後のアフターメンテナンスも対応!
必要最小限が原則。
故障コードを安易に信じて修理してもダメ。
なぜこの故障コードなのか、まで考えれば解ることもある。
こりゃ、リフォームだね。長く付き合うと不満は出る。仕方ない。
それなら、つくりかえればいいじゃないの。