今日は朝からバーッと雨が降りました!
おお、これで涼しくなるぞ~、恵みであるぞ~。
雨雲が去った後に残ったのは、三倍重力に感じる湿気。気象とは、気難しいものか。
点検と実験は楽しいものであります。
穴あけしたら、水漏れ確認
冒頭から洗車、ではありません。
前回。設定、取付作業も終えて、本配線も終わりましたから、次は水漏れの確認。
線状降水帯、台風、ハリケーンでも。水没以外は大丈夫なように強く水をかけましょう。
さぁ、水漏れ確認も終わりました。
動作点検とまいりましょう。
実験開始
後方視界確認
まずはリバースギア。
いきなりとんでもない画像、リアラダーが映り込んでいますね。
映像を合成するアラウンドカメラの場合、これはどうすることもできないのでしょう。
残念ですが・・・
しかしながら、距離感覚は正常に思います。
よし、色々と実験してみましょう。
車両側面
まずは車両側面に障害図を想定して、段ボール。
車両右側・・・写真で撮ると光が入って、見にくいですね。
この障害物が、いったい何なのか。段ボールか、テーブルか?
それは分かりませんね、この画像では。
とにかく、そこに何かがある。
というのは比較的はっきり視認できます。
同じく左側面。
丁度リアタイヤの横に置いてみました。
100%正確!!!とは言いませんが、80%は正確です。
どうも実験している場所が悪いようです。位置を変えてさらに見ていきましょう。
位置を変えて、深める実験
車両前方確認
店舗横の駐車場にきました。
車両前方に側溝があります。
なんとなく位置関係は合っているように思いますが、前進して確認してみましょう。
カメラの合成処理の関係で若干のひずみがありますが、車両前方が少し側溝に重なっているのも
反映できています。
車両側面より精度が良い気がしますね。
ではでは、バックしてみます。
後方視界確認Ver2
白線の位置が非常にわかりやすい。
しかし、ラダーのせいでアラウンド視点の視界は良好ではない状態。
ただ、このオムニビュー。画質が非常に綺麗ですのでリアカメラ単体で充分に確認できています。
実際の車両の位置。
補完しあうカメラとミラー
もう一度位置を変えてみます。
わ~、良い車。
ではなくてですね。後方確認は絶望的ということが伝えたいんです。
なんなら、普段はカーテンで閉め切っています。
前向き駐車。
フロントカメラがとらえた壁との距離感。
おおむね正しいと感じます。
アラウンドカメラだけではわからない場所
後方の視界。
どうでしょう?
例えば、後ろの旗、道との感覚わかりますでしょうか。
もちろん慣れれば把握できるのですが、私はわかりづらいと感じます。
なお、運転席からの眺めはごらんのとおり。
そこで、デジタルインナーミラーです。
距離感覚を確認するために。
補完することで99%
はい。
旗も道も、案外近い距離にあったんですね。
デジタルインナーミラーを活用すると、距離感覚をつかむことができます。
相互に補完しあえば、より強く安心を感じられる。
番外編
オート電動ステップ
初期不良だったオート電動ステップも快調に動作確認!
番外編にするには惜しいくらい濃密な取付だったことも事実。
ただ、アラウンドカメラには劣りますので、番外編としました。
コンセントも増設
この取付も穴あけして、コンセントの色味も考えて。
作業者含めて工夫を重ねた作業ではあるんですが、今回は番外編扱い。
勿体ない気もしますけれど。内容の濃いブログのため、犠牲になってもらいました。グッナイ
総括とは言えない総括
さて、今回は完成編。
作業と完成編を分けての投稿でございました。
アラウンドカメラとデジタルインナーミラー、それともサイドカメラかどうか。
ブログ内では褒めていますが、この「褒め」の部分が抜群に適したお客様も少ないです。
良いところ、悪いところ、もちろん金額も含めてトータルで判断しなければ、いかなる作業も
満足に至れないと勝手ながら考えております。
今回のお客様も100%要望を満たせたかというと、いやいや。
リアラダーがアラウンドカメラに写っていますので、もうその時点で100%にはなれません。