エアコンサイクルの清掃は、修理の肝。清掃を怠れば、一か月で再修理になることもある。フィットエアコン修理とサイクル清掃!

見積もりの中にサイクル清掃って入ってるけど、削れないですか?

配管の中が真っ黒でひどい状態です。施工しないと、マズいですよ。

通常、今尾電機は完全に修理しない提案、しています。

完全、そもそも修理に100%はなく。さらに車の場合は100%を追求すると

他の部分も壊れだす。

平均台のようなバランスが重要な工業製品。

そんな中、今尾電機が特に神経を遣っているのが、エアコンサイクルの清掃。

車はありふれたフィット。

エアコンが故障するのは年式相応。そんなに珍しい話でもありません。

今回の故障部位は、コンプレッサー。

コンプレッサーがONになりませんので、必然の推理ではございます。

しかし、ただ単純にコンプレッサーを交換するのでは終わりません。

終わってはいけないのです。

こちらがコンプレッサー。

事前点検時も、相応に汚れているとは思っておりましたが。

これは、かなりひどい。

黒い。清掃だけで綺麗にできるギリギリのレベル。

ちょっとわかりにくいなぁ。もっとわかりやすくしてよ。

おもむろにエアコン配管をグイっと引き出してくる作業者。

ポタポタ。

この光景を見て、千と千尋を思い出しました。

顔なし、怖かったなぁ。

この黒いタールのような液体。元は無色透明だったのです。

長年サイクルに溜まり続けたゴミが、少しずつ色を染めて最終的には真っ黒に。

このゴミは物凄~く細かい鉄粉でございます。

洗浄でなんとかなるのは、このレベルが限界。これを超えると、サイクルにびっちり

こびりついてしまって。

洗浄してもすぐに真っ黒→故障。

無限ループとなります。今尾電機も残念ながら経験あり。

エアコン修理は、車の修理の中でも様々な要因が絡み合う面倒なもの。

カーエアコンが壊れたら、最寄りのエアコン修理専門店に相談しましょう。

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