はじめに
このブログだけが判断材料というのは、不足です。
この話はあくまでも、今尾電機とSOK様がしたアフターフォローの話。
今尾電機なら安心ですよ、なんて軽々しく言うつもりは毛頭ありませんが
自分たちなりの誠意を話していこうと思います。
- アプリの正確性が本当に高い
- アプリにエラーコードが出るから、何が悪いのかがよくわかる
- 正確な%表示の偉大さよ・・・
- A表記にプラスマイナスがあるため、充電と消費の比較が可能
- 軽い
- 特殊な形状で従来のバッテリーでは入らなかった空間に入る
- リチウムにしては標準的な値段
- 代理店が今尾電機に近い、近すぎて会いに行けるレベル
- CPUが命のため、点検段階で調整が必要な時がある
- 特殊な形状で入らないときもある
バッテリーシステムに問題
さて、前回の作業ではSOK製のバッテリーを並列で接続し400Ahのシステムを実現いたしました。
200Ahを二つ搭載しましたので、必然的に品番が二つ。BMSも二つとなります。
SOKのアプリは一度に一つのバッテリーしか、確認できません。
バッテリーが二つなら、切り替えて確認することになるのですが・・・
なんか数字が合わないんです
走行充電も入ったり、入らなかったり。それに、バッテリーの数値が全く合わない。
使用したバッテリーはSOK製200Ahリチウムバッテリー。
走行充電器含めて、全システム交換、納車前点検済み。
どの部品も、当社での実績は豊富で対応もしっかりしています。
信頼しているメーカーです。そうじゃなきゃ自社販売しません。
配線含めて、全て点検、組み直し。ダブルチェック。
バッテリーの数値が合わない、走行充電器もうまく充電されない・・・なんだこれは?わからない。
説明書通りに配線されていますか?バッテリーは問題ございませんか?
当然のことですが、メーカーは、自社の部品より、施工店の作業を疑います。
当たり前です。自信があるはずですから。そうじゃなきゃ販売しないはず。
結論から申し上げますと。
この結論に至るまで、お客様、当社、SOK、走行充電器メーカーの四社が検証を重ねたことを付け加えておきます。
なお、本ブログでは走行充電器メーカーは明かしません。
大手メーカーですが、今回は対応がよくなかった。大手だから仕方ないのもあるんですけど
その流れを書くと、ネガティブキャンペーンになりますし、そういうのは書きたくないので詳細は伏せます。
さて、SOKバッテリーの症状。
- バッテリー電圧(%表示)がそろわない
- 出力電流が二つとも異なる数値を出す
並列につないでいるのに、この動きは理論上おかしい。
この二つの症状が、SOKバッテリーの不良であるかどうかを判断できるのは、メーカーだけです。
保証交換だから、新品で交換だけど。このままでいい?
私は納得できない。本当に初期不良だったのか、ちゃんと実験したい。
協力してほしい。
わかりました、直接伺います。
点検と実験
SOK様は志摩市に本拠がありますので、当社には近いといえます。
素晴らしいことです。大手メーカーはこんなに協力的ではありません。
そして、これこそが一番大事なことです。
原因を知るには、実験と点検です。いつの時代も、どんなものも。
i speak english.you can’t speak english very well.
いや、まさか本当に言ってるわけありませんが、SOK様のメカニックさまは本場USAの方。
片言ならわかりますが、さすがにネイティヴとは話せません。
ウーン、やっぱリ上手く設定できまセンネ。
oh,shit!
ふざけるのはこれくらいにして。
実験結果。
実際に目の前でも見ていましたが、処理ができていないようです。
お客様にも今回の事例を報告して、ご納得いただき。
新品交換で。(修理したバッテリーじゃないですよ)
作業終了です。
今尾電機も納得、SOK様も納得するから、お客様に納得した説明ができる。
施工側も、メーカーも納得していなのに、お客様が納得できるわけありません。
今尾電機のアフターフォローは、お客様も巻き込んでしまう時もあります。
許してください。それでも納得してほしいのです。
いや、私が納得したいのです。私の我満に付き合ってくださったお客様。
本当にありがとうございました。