このブログが役に立つのかどうかは不明です(笑)
しかし、一例として知っておいてほしいのは、新しい車だからエアコンは壊れない。
そんなことはないということです。
お車はアウトランダーPHEV。
そう、見るからに新しい。事実、ニアリー新車です。
新型です。車が新型なんだから、当たり前ですけど。
車が新しくなればなるほど、複雑怪奇、整備士にやさしくない仕様になっていきます。
この車業界で最も不思議なのが、改善に改善を続けているはずなのに
整備性はどんどん悪くなり続けていること。
壊れにくくなっているのは、大変喜ばしいのに、なぜ整備性は悪くなるのだろうか。
不思議である。
この車もたいへん修理しにくい仕様でございました。
そして、エアコンを修理しましたら、必ず真空引きガスチャージをしなければなりません。
R1234yfの場合は、ここで専用の機械が必要です。
それが、写真右のこの機械。
え?この写真二回目なんじゃないの?って?
細かいこといわずに~( ^ω^)
前まで(134a時代)は、だれでもチャージくらいならできたんですが。
これからは、専門的知識を持った人、機材を持つ資格のある人しか修理できない時代がくる。
修理の第一線でそんなことを感じています。
ということで、専門機材で修理完了でございます。
誰もが車に触れて楽しめる、そんな時代はどうなっていくんでしょうね?楽しみです。ある意味。