キテマスキテマス、車中泊ブーム。
年末年始を車中泊で旅したお客様も多いのではないでしょうか。
さて、今回は冬の風物詩、FFヒーターの取付でございます。
車はハイエース!
まだ購入してから一週間も経っていないこれからを感じさせるハイエースですね。
実際にオーナー様も「これから」を色々と計画されており
今回は、まずはじめの一歩として
エバスベヒャー製FFヒーター
サブバッテリーシステムと走行充電器の取付
ルーフスピーカー取付
代表的な取付作業を実施します。
それでは始めていきましょうか!
今回の作業はどれも、年に何十台も施工するなれた作業ですので
いつもより余裕がありました。
そう、たしかにこの時はあったのです。
このハイエースはすでにベッドキット等が組まれた、すこしだけカスタムされた車両です。
つまり、このベッドキットの位置を変えることは許されない。
oh…
しかも、このベッドキットは完全に固定するタイプですので
部分的に外すなども構造上不可能です。
排気口も、給気口もバッチリふさがってます。
つまりベッドキットの加工は避けられないことが、この時点で決定しました。
(´・ω・`)
ベッドキットの加工は一旦棚の上に置きまして。
先にサブバッテリー。
寒冷地仕様ですので、標準でバッテリーが2つ取り付けられております。
ここ三重県は日本でも比較的温暖な地域。
念の為お客様に北海道や、ウインタースポーツの予定があるかを訪ねます。
ウインタースポーツの趣味はないということでしたので
2つあるバッテリーのうち、一つをサブバッテリーとして仕様致します。
スペースの省略にも、なりますので寒冷地仕様の方はぜひともお役立てくださいませ。
いつもの位置といえば、いつもの位置ですが
今回も左ステップに埋め込みます。
配線作業を考えると、面倒な位置になりますが、見た目上は大変美しいですので。
電気配線をする以上、悩んでいても仕方がないので
まずはFFヒーターを然るべき位置に取り付けいたします。
そう、FFヒーターは位置が決まっているのです。
ハイエースに限らず、配管や電気配線を考えると90%以上、「この位置」が
すでに決まっています。
ちなみに中華製FFヒーターの取付も
持ち込みでなら施工しておりますが
まったくおすすめしておりません。
FFヒーターの燃料は車両のガソリン。
専用の取り出し管を取り付けいたします。
こういうストローのようなものが燃料を吸い出すというわけです。
ということで、FFヒーター設置完了です!
,,,ここまで取り付けても具体的なベッドキットの加工案は思いつかず。
いや、切削すればいいのですが、強度を残したまま、きれいに切削するには、、、🤔
とにかく、持ち込んでいただいたサイドバーを先に取り付けいたします。
当店人気ナンバーワン、ルーフスピーカー。
ハイエースは、これなしでは始まらない!と私、自信を持っておすすめしてます。
スピーカー、消費税込みで22,000円で作業可能です。
切り込みを伴いますので、慎重に位置を合わせます。
マスキングの上から、切込み位置を書いていくのです。アナログが一番いいです。
よ〜し、OKです。
切削加工、いきますか!!!
最小限ですこしずつ削っていきます。
これに関しては、位置合わせをするのではなく
削って削って、すこ〜しずつ調整していきます。
いい感じです!
実際にベッドの上にも乗ってみましたが、大きな問題はございません。
とはいえ、この部分の上で暴れるのは、、怖いかもしれませんね笑
ちなみにFFヒーターのスイッチは右のこの部分に取り付け。
将来的には様々なスイッチをすべてここに集めて、コントロールパネルのような
形にしていく予定でございます。
楽しみですね!!
ルーフスピーカーにサイドバー、FFヒーターで!
本当にこれからの旅を想起するカスタマイズでございました。
ご依頼、ありがとうございました!