前回の記事では、作業編を掲載いたしました。今回は、結果どのような車両に仕上がったのかを
なるべく克明に残していこうと思います!備忘録も兼ねまして(*´∀`*)
前回の作業編はこちら!!
https://www.imao-dk.com/wp/example/エブリィをワンオフ、コンセプト持ち込みで軽キ/
コンセプトは!
「軽キャンピングカーで自宅と同等レベルのリビング兼寝室」
でしたよね。
どこまで実現できたんでしょう!
さてさて、改めて今回実現した内容はこちら↓↓
ナビ、ヘッドレストモニター、後席テレビ三つの独立使用と連携での使用
車両天井、床下、エンジンルーム、タイヤハウス周りのデッドニング、断熱
ブロアモーターをエンジン停止時も使えるように。夏場は換気システムとして使用
外部電源で、コンセントを使用、同時にサブバッテリーへの充電、充電状態の把握
FFヒーターの車室内使用、同時に車両に埋め込み
各種必要電源、USBソケット、シガーソケットをできるだけ多く増設
バックドアを室内から開けられるように。
まずはこのメインテーブル。
お伺いしたときから、この場所に常設することが決定しておりましたので
スイッチ等が引っかかりなく使えるかも重要な検討事項でした。
スイッチ関係は全てこのパネルに凝縮!
この位置にポータブル電源の充電や、冷蔵庫の使用を考えてシガーソケットを一つ出しておきました。
基本、このシガーソケットはサブバッテリーに直結ですので
スイッチ等はなく、繋げば電力供給でございます。
このやり方だと、ごちゃごちゃせずいい事だらけでございますが、
繋ぎっぱなしだと電力を消費し続けますので、注意でございます。
6連スイッチパネルも取り付け。
基本はここで、全ての電装品の管理を行います。
完成編ですので、左から順に実際に使ってみましょう!
まずは一番左!インバータースイッチです。
その名の通り、インバーター本体の電源ON \OFFスイッチ!
普通はインバーター本体でON/OFF切り替えいたしますが、今回の取り付けは室内完全埋め込み!なので
便宜上、スイッチパネルに取り付け。ON時にインバーターから「ピッ」という音がいたします。
インバーターにスイッチが入ると、コンセントとUSBに給電されます。
となると、必然コンセントに挿されたテレビに電源が入ります。
しかし!
このままではテレビはただのモニター。
あ、HDMIなどは問題なく使用できますよ。
後席付近に埋め込んだ地デジチューナーをON!
これでテレビを見ることが可能です。
いわゆるサブバッテリー配線ですが、今回のポイントは
全ての電装品が完全に独立した電源を持っていること。
つまり
一つ一つ別々の使用、及び同時使用が可能でございます。
このベンチレーター機能を使用することで!
エンジンを止めた状態で換気が可能でございます。
つまり車両のブロアモーターを
簡易的なマックスファン、車両換気扇として使えるのです!
あ!ちなみに
テレビ
後席モニター
ナビ
それぞれ全てHDMIと繋がっておりますので
三席全部同じコンテンツを楽しんでも、全部違うコンテンツでも楽しめます!
バッテリー電圧機は、けっこう人気なオプションです。
数字より、はるかにみやすいので初心者から上級者まで。
結局これが一番わかりやすいですね。
FFヒーターはベバスト製。
入れ込むことができるのは、唯一ベバストのみ。
ダクトは着脱も、自由に伸縮することもできます。
トランクも内側から開けられるように、手製でハンドルを作成。
横に引っ張って、開きます。
便利。
最後にデッドニングで重くなった車体のアクセルワークを楽にする
クルーズコントロールも取付。
特にエブリィでの長距離走行は非常に大変ですので、縁の下の力持ち的な存在でございます。
以上!完成編でございました。
取り付けたUSBは6つ、シガーソケットは合計5つ、コンセントは4つ!
全ての電装品が、シームレスにスムーズに稼働する今尾電機も大満足(笑)の作業でした。
これもひとえにご依頼いただきましたお客さまのおかげ。
ご提案、ご依頼、改めましてありがとうございました!!
後日談
お客様より、実際に使用したお写真を頂戴いたしました!
実際に使われているお写真を拝見するのは、ほとんどないので
我が子の成長を見るようで感無量。
これからもバンバン!使ってあげてくださいませ!!