実験と後日談:デュカトキャンピングカー、LIVINGSTONEに12Vクーラー後付け!

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目次

実験、開始。

始まりは一つの質問

お客様

今日の暑さでもエアコン効きそうですか?

実際にお客様から、このLINEがきたのはお引渡し当日。

季節は夏、いや、真夏。うだるような暑さの日。

実際のお客様とのLINEと一緒に公開していきます。(緑の吹き出しがLINEです)

炎天下、太陽光の下でどれほど冷やすことができるのかの実験となります。

先に言っておきますが、お客様の質問にドキッとしてしまいました。

というのも、常日頃から言っているように炎天下の中でのクーラーの効きにはあまり自信がありません。

夜、日陰の下でのクーラーはお客様から良い評価を得られていますが、炎天下での使用は避けていただくよう勧めてきました。

しかし、質問されたからには答えないわけにはいきません。

祈るように実験開始。

驚愕の車内温度

車内温度は驚愕の48.6度。

夏の直射日光は恐ろしい。その直射日光の下の鉄の塊、車はオーブンみたいなものです。

今日の暑さでもエアコン効きそうですか?

室内温度、驚愕の48度です
今より動かしてみました。

この灼熱の中、エアコンの前で直接風を受けると、なんとかクルマの中にいることができる状況です

この状況で1時間、二時間と動かしてみて室温が変わるか実験します。
送風機の類もなし、完全な直射日光下ですので、期待はしていますが・・・

47℃!敵として申し分無いですね😅
なのに車内に居れるのはこれまた凄い!
実験結果を是非投稿下さい。

さぁ、実験を開始しましょう。

販売する側がドキドキしてどうするんだというところですがドキドキしてます

クーラー、起動

起動。

起動して一発で0.3度下がりました。期待。

7分、経過

7分経過。

うーん、緩やかですね。さすがに直射日光は厳しいか。

ここで一気に時間を飛ばします。キングク〇ムゾン!

52分、経過

5度・・・下がったか。

ただ、明らかに室内の温度は変わった気がします。

善戦してますね・・・!

現在54分たちました。室内温度計は42度。
この温度計が正しいかどうかは一つ疑問ではありますが、体感「居れる」温度です

さすがに暑いですね。前回の実験よりずいぶん遅い印象です

なお、バッテリーは96→86%。日中の使用、なおかつMAX風量であることを考えるとひとまず安心です。

この猛暑で居れるは充分ですね。
MAXfanで換気した後使用すれば、もう全て対応出来そうな感じですね。

※MAXfan=マックスファン、車内換気扇のことです。

約二時間、経過

二時間で10度下がりました。すごいです。カーテンも閉めていませんし、直射日光バリバリで10℃冷やすとは。

二時間で10℃下がりました。フロント、運転席周辺は充分涼しいかと。其れこそ扇風機でもあれば快適に過ごせるように思います。

しかし、ベッド部分(寝転がるわけにもいきませんので、周辺で)はまだ暑い印象を受けました。丁度熱帯夜より少し涼しいかな?程度。

こんな炎天下でエアコンを使う時は少ないとは思いますが、送風機や事前換気、少しでも陰に入る等の工夫必須かと存じます。

知りたかった情報をありがとうございます。まず、うちの温度計が当てにならなそうですね

確かにこの温度計の正確さは疑問点ではありますが、冷えた印象は受けましたので、納得。

しかし、直射日光の炎天下は条件的に大変厳しいことがよくわかりました。

これにて実験終了!

お引渡し。

最後に後日談

質問はあったものの、そのまま夏を超え、シーズンオフに入ってしばらくしたとき、お客様より電話。

緊張しましたね、電話ですもん。

もしかしたら緊急事態が起きてしまったのでは・・・・・・Prrrr

電話でしたので、実際の文面というのはなく、要約にはなってしまいますが、ご満足頂いた電話でございました。

  • クーラーの冷えは大変満足
  • 炎天下の場合は、走行時に冷やした空気を保つ用途で充分使用可能
  • 車中泊の時だけではなく、通常走行の際の補助クーラーとしても活躍
  • 400Ahで一泊二日は余裕、二泊三日停泊でも、なんとか可能

わざわざ時間を取ってお電話いただき、貴重なデータを提供してくれました。

感謝でございます、この場を借りて。もしこのブログを読んでいらっしゃるのであれば

本当にありがとうございました。

この情報を基に自信をもって、お客様に伝えることもできておりますし

お客様の不安も解消できると信じております。

これは私の性格の問題なのでしょうが、自分の感想は売る側の感想に思えてなりません。

素直な気持ちなのか、と自分に疑問を持った瞬間、押し売りをしているようで。

だからこそ、こういったお客様の感想というのは、一つの感想として、事実として、お客様に伝えることができます。

もちろん感想ですから、不確かなものなのかもしれませんが、一つの事実としては否定できないはず。

今回の感想、本当にありがたく思います。

ご依頼、ありがとうございました!

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