エンジンチェックランプが点灯したデュカトを救え!

皆さんどうも!本日のブログはちょっぴりネガキャンテイストが含まれてます。ご注意ください。

今尾電機は、特定の業者様の商品、作業を悪く言うことは原則ありません。
どんな商品、作業にもそれぞれの良さも悪さもありますし、主観を完全にのぞいての評価は事実上不可能です。
そう考えれば、今尾電機が表立って不評をだすことは、原則良くないと思っています。

よって文中煮え切らないというか、あいまいな表現が目立つとは思いますが、ご了承くださいませ。

お車はデュカトでございます。

なんでもエンジンチェックランプが点灯してしまっているとのこと。

いつもの通り、チェックランプはいつから点灯していて、原因に心当たりはないか?とお伺いしますと。

お客様

○○で作業してもらってから、チェックランプが点灯したんです!

な、なるほど。ストレートですね。

その作業店が遠方であることや、その作業店様が△△であるため、当社にご相談が回ってきたとのことです。

△△の内容については、まぁ・・・色々ありますよね。

此度のチェックランプ点灯、大手キャンピングカービルダー様にも、方々聞いて回ったとのことですが、どこも原因はわからず。というか診断は、してもらえず。

何処のビルダー様も、忙しいのだと思いますが、やはり付き合いのない△△な作業店の作業だと、さらに見てもらえないのだそうです。

真偽のほどはともかく。診断を進めていきます。

今尾電機なりの最善を尽くすべく、全ての配線を点検いたします。

作業店の作業は、ざっくりいうと、サブバッテリーシステムの新規搭載

ということは、そのシステム回り、搭載作業の間に何らかの原因があったのでは?と推察します。

ただ、そのサブバッテリーシステム自体は正常そのもの。

エンジンハーネスも含めて、すべて精査するしかない。

これが新しく搭載されたシステムか。
配線、理論的には問題ないのだが・・・

ここからは、一本一本確認していきます。

根気、根気・・・・

そして・・・一本の配線を見つけます。

作業担当

なんだこれ。

作業担当

切れてる?いや、穴・・・?
この配線がチェックランプの原因みたいだが・・・

作業担当

なんだ?なんでエンジンハーネスが損傷したんだ?

そういえばさっき。

システムを外した時の作業者

やっと外れた、これ。まったく・・・ビス多すぎでしょ。絶対こんな本数いらないよ、穴だらけだし。

作業担当

ちょうど、このエンジンハーネスの上にサブバッテリーシステムが搭載されてて。

作業担当

ビスの長さも種類も違って、不思議だったんだよな。

あ!!もしかして。

長々と小芝居続けてまいりましたが、このビスが車両ハーネスを貫通しておりました。

何故か長さの違うビスが使用された金具

このように、走行充電器が木の板に固定されて搭載されていました。

この固定金具に使用されるビスが、その下にある車両ハーネスを貫通していたようです。

それにしても中々恐ろしいのは、無数に開けられたビス穴。

もしかして、うまくビスが固定される場所を探して上から開けたのかな・・・と想像してしまいます。

さすがに違うとは思うけどな・・・

ビスの長さ、種類が異なり、中には焦げたのか錆びたのか、変色したビスも多数。ちょっと怖いかな( ^ω^)

今尾電機では、今回、穴が開いていた配線の修復と、ビスの変更(統一)が修理作業となります。

配線を点検する際に出てきたエレクトロタップも、不安の対象ですので、通常の結線方法に変更。

お客様には、ありのままお伝えするしかございませんが、ちょっとホラーな報告ですね。伝えにくいです、こういう内容は。

作業しているのは、人、でございますので、その人それぞれに得意不得意があったり、スタイルも様々でございますから。

一概に否定はできません。

今尾電機で、こういった作業ミスが起こらないよう、注意する所存でございます。

この作業、約半年前なのですが、最近お客様から連絡があり、問題なく使用できているとのこと、報告がありました。

これをもって、修理完了、ブログ掲載となります。

ご依頼、ありがとうございました!

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