最近、旅に出ていません。それは忙しいからではなくて、子供が一歳だから、かな。
さすがにね、一歳の子供を連れて、テント、車中泊は厳しいでしょ。まぁ猛者はいると思いますけれどね。
この前なんて、海外のブロガーが生後半年ちょいくらいの子供連れてアメリカ横断してましたもんね。
なんか。悔しくなってきた(^^
ミラクルが起こすしかない軽キャン作業
車両はスクラム
今回の車両はスクラム(エブリイ)でございます。
エブリイの電装品架装は、私の中でちょっとした原点ですので、いつも懐かしい気分になります。
それにこの小さな軽自動車は、自由を感じる内装のくせに、架装自体は大変な工夫が必要で
ミラクルが起きやすい車種とも思っています。面白いんですよね、この車。
Miracle loves preparation.
一台一台同じカスタムはなく、さらにキャンピングカーの場合は「普通」「平均」も通用しません。
一台一台使用用途が異なり、オーナーも一人ではない場合(同乗者とかワンちゃんとか)もあります。
それらの想いをくみ取るには、いつだってアナログです。聞き込みです。とにかく。
今回の作業をまとめます。
作業内容
スクラムでも、エブリイでも、ハイエースでも、一貫しているコンセプト。
コンセプトなど、言わずとも当たり前の話ですが、当たり前を当たり前に実現するのが人生のむずかしさです。
作業開始
ちょっと軽めの防音断熱
まずは断熱施工から。
いつもとは違い、オーナー様のご意向踏まえて少し軽めの施工。
軽め、言葉で言うのは難しいですが、一般レベル、と申しておきます。
何を偉そうに!とは言わないでください。
お客様の度肝をぬかないレベルの施工=一般レベル
施工にリスクが伴わない=一般レベル
それ以上は・・・魔改造レベルです。
意図的に手を抜くのも難しいので、工程を少し削ることにします。
電装作業も同時進行
気合十分、12Vクーラー!!
電装品の取付は、同時進行。
特に今回気合が入っているのが、12Vクーラー。
毎回毎回、より綺麗に、より純正っぽくを追求してきたけど。
今回はもう一歩踏み込んで・・・!
作業に一番必要なのは、『○○気』
毎回思いますが、この断熱防音の作業というのは、根気ですね。
ほとんど修行です。派手さもなく、ある意味工夫もなく、作業後の効果も曖昧。
作業中は、常に祈っているようです。効果がありますように・・・と。
???『祈って』おこうかな………航海の無事を………
- 車の重心が下になり、走行が安定する
- エンジン音、ロードノイズの軽減
- 雨音が気にならなくなる
- オーディオの音質改善にも、なる
- 冷たい、暖かい空気が逃げなくなる
- 上記のメリットを理論的に証明することはできないこと
- それっぽい理論は言えても、厳密に考えると、証明には足りないこと
- 施工に時間がかかる
今回は軽めだから、ピラーの断熱はしなくてもいいんj
ピラーの断熱もしておきましたんで!!!!
そ、そっか。^^
作業完了
作業完了です。
この状態ですべて埋め込まれております。
工場の中は暗いので、外に出して確認してみましょう。
毎回ベストを更新する12Vクーラー
作業者本人が、納得していたように。
確かに綺麗です。わずかに金具は見えるものの、後付とは思えないクオリティに思えます。
改めて、ここで言及しておきますが、12Vクーラーには取付説明書や、便利なキットはありません。
一番好みが分かれる気がするダウンライト
一つだけ飛び出ているのが調光器のノブ。
回してみましょう。
ひとつで、三つのライトを調光制御。
この調光制御もそれぞれのライト、別々ですることもできますが、そこまで細かく調整することは
少ないですね。だいたい一列につき一つのご要望が多い印象です。
BTモニター、もっと良いのありませんか
バッテリーモニターはRENOGY製。
正直本意ではないんですが・・・現状コストを考えるとこれしかないです。
精度、品質、コスパ、そのすべてに優れたバッテリーモニター、募集中。
このスクラムはインバーターを搭載していませんので、シガーソケットをメインで使用。
純正シガーをサブバッテリーで使えるように改造。
さらに埋込でシガーソケットを増設。
ぜんぶ埋め込み、しましたよ
走行充電器をはじめとしたバッテリーシステムは全て車両に埋め込み。
荷室はもちろん、純正のままの空間で。
後席もそのまま・・・おーっと!
ミリ単位で調整したおかげか。ギリギリです。
正直なことを申し上げますと、後部座席ハマらないのでは・・・・
と心底ビビって聞きに行きましたら。
後部座席?もちろんハマるよ、当たり前でしょ。考えてるよ
半ギレの憂き目となりました。いや、まぁね。そうだけどね。わかってるけどね。
ただの偶然じゃないのか、と私だけでも思っておこうと思います。(^ω^)
ご依頼、ありがとうございました!
たったこれだけのブログに二日間もかけてしまっている私、もっと頑張れ!