取付金具も、配管も、自作。12Vクーラーをハイエースバンコンに後付。お客様のベスト位置、難しい。

皆様お世話になっております。

毎回タイトルに悩みます。今回の作業もいったいなんと名付ければいいのか。

とにかく難しかった。

目次

お車はハイエースのスーパーロング

キャンピングカー仕様に架装されたバンコンです。

さて、架装済みということで、12Vエアコンをどこに取り付けるのか。

これが一番の争点。

室内はこんな感じ。

運転席側
お客様

後方はベッド部。収納、前面は物を置くし、飛び出しは邪魔です。ここは避けたい。

な、なるほど・・・運転席側は難しそうですね。

助手席側
お客様

後方はベッド部で、直接風が当たるのは・・・

な、なるほど。

お客様

この位置が良いんですよね。

お客様指定位置

こ、ここですか!?うーん・・・

お客様

なんとか・・・!m(__)m

作業開始

今回取付いたしますのは、横長。

使用いたしますのは、横長タイプ(俗称)。

BOXタイプより、優れた点ばかりですので

取り付けられるのならば、横長を選ぶべきかもしれません。

取り付けられるのならば・・・(強調)

12Vエアコンver横長
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 自動風量制御(オートモード)あり。省電力。
  • タイマー機能
  • スイング機能
  • 冷えの強さを自動で変更して省電力を実現
  • 見た目!!!
デメリット
  • 構造上、重い
  • 横に長い

作業者、悩む。

こいつ(横長)かぁ・・・重いし、でかいし。大変なんだよな。

で、どこに取り付けるの?

そりゃもう。ここしかないでしょう。(^^;)

ここか・・・・・・・・

配管はこの位置から出すしかないな。

作業者2

でも、この位置まで配管届きませんよ。

配管延長、必要

うーん・・・・・

仕方がない。配管は延長しよう。作る。

あとは横長エアコンを空に取り付けるための、金具。

試作、ONE

カンカンカンカン

うーん・・・

これもうちょっと飛び出し、抑えられないの。なんかダサい。

(^ω^)

試作、TWO

カンカンカン(^ω^)

なんか斜めじゃない?横長だからある程度は良いけど、この斜めは気になる。

(#^ω^)

試作、THREE

カンカンカン(#^ω^)

おっ、良くなってきた。

あとは配管延長やね(^^)

エアコン配管の延長は、専門技術。

日頃、旧車エアコン修理で培ってきた技術が生かされますね。

簡単そうに・・・

完成

ちゃんと取り付けるから、偉い。

今回試行錯誤が続いて、その内容を書き出すと長すぎたので、会話調にてブログ。

試運転、性能チェック

さて、今回はお客様にも了承を得て、機能点検をしてみようと思います。

日照り+車体色黒色=室内高音

日中、日照りの下、車体色黒、ボディでかめ。

車両エアコンでも、冷やすのが難しい環境です。

室内温度は驚愕の38度。

これだけ暑いと、冷やせるかどうか、あまり自信がない。

お客様

この温度計、壊れてるかも。

38度かどうかは、わかりませんが、とりあえず体感暑いです。

実際温度より高く測定している可能性もありますが。

この温度計を基に測定を続けていきます。

測定開始

測定開始。

冷たい風が出てきました。

風の前にいると、冷えてますね。当たり前か。

16分経過

16分経過。さすがにずっと車内にいたわけではない。

体感ではまだ暑いですが、ちょっと涼しくなったかな?

34分経過

この段階で充分涼しい。

半袖なら丁度いいくらいかな。

どうやら、ここで風量制御されたみたいですね。忘れないように書きなぐってありました。

56分経過

ハッキリと涼しいです。半袖で扇風機もあると肌寒いくらいでしょうか。

お客様

車内が暑い状況からのスタートだとこのくらいの時間はかかるんですね。

(忘れていた)サブバッテリーINADA交換

実は、今回サブバッテリー交換もご用命いただいていたのですが

弁明できないほどに失念しておりました。

丁度在庫があったからいいものの・・・

早速交換です。

INADAのDC-27使用です。

リチウムか、鉛(INADA)か。

そこはもう予算次第の分野なのですが、鉛バッテリーは安心感がありますね。

僕はどちらかといえば、鉛派です。

とにかく、ベスト位置に取り付けられて、良かった!

ご依頼ありがとうございました~

よかったらシェアしてね!
目次