先週の土曜日は本当にたくさんのご来店、ありがとうございました。
なんとか一日を終えて、雨でぬれたデニムを見ると、股下に大きな穴が。ああ!
これで通算5本目となります。
椅子に座る時間と同じくらい、せわしなく工場内を動き、膝をつく私。
デニムの消耗もかなり早い。4本のデニムはなんとかDIYでつぎはぎして履き続けてきましたが。
その四本も生地が薄くなり、限界が到来。
今回破れたジーンズは、直近に購入したお気に入り。寂しい、寂しすぎる。
○○といえば、△△。
どんな業界でも、この言葉で表現されたなら、最大限の賞賛を意味すると私は考えます。
デニムと言えば、リーバイス。
エドウィン、リーなど他にもメーカーはありますが。
デニム=リーバイスであることは、疑いようがないのではないでしょうか。
リーバイスと比べて、どうか。で判断する。
これが評価基準なんて、本当に凄いことです。
ギターといえば、車といえば、スニーカーといえば、ブーツと言えば、時計といえば
これらの答えを一つのブランドで表すのは大変難しい。
デニムの始まりはリーバイス。突き詰めた先にあるのは(ヴィンテージ)リーバイス。
ビギナーもマニアも。なんてすごいブランドでしょう。
私も意識せずともデニムは全てリーバイスでした。
破れたなら破れたで、買い替えればいいじゃない。そうです、その通り。
しかし、車と同じで。何事も修理して、できるだけ長く。大切に使いたい。
これでも車の修理に携わっている身。直すことに価値を感じず、なんとする。
ただ、これ以上お気に入りのジーンズに穴が開くのは耐えきれない。
もう穴の開いたジーンズを見て悲しい気持ちになりたくない、できるだけ長く吐き続けたい。
たどり着いたのは国内デニムブランドの25オンス、リーバイスの倍のオンス数。
マニアックなところは語りません、わからないので。
とにかく触った履いた感触は、ベニヤ板。ベニヤ板を履いている感覚です。本当に。
今回はきっと5年、修復すれば10年は頑張ってくれると。信じています。
願っています。頼む、お願いします、アイアンハート・・・