見積もりの中にサイクル清掃って入ってるけど、削れないですか?
配管の中が真っ黒でひどい状態です。施工しないと、マズいですよ。
通常、今尾電機は完全に修理しない提案も、しています。
完全、そもそも修理に100%はなく。さらに車の場合は100%を追求すると
他の部分も壊れだす。
平均台のようなバランスが重要な工業製品。
車はありふれたフィット。
エアコンが故障するのは年式相応。そんなに珍しい話でもありません。
コンプレッサーがONになりませんので、必然の推理ではございます。
しかし、ただ単純にコンプレッサーを交換するのでは終わりません。
終わってはいけないのです。
こちらがコンプレッサー。
事前点検時も、相応に汚れているとは思っておりましたが。
これは、かなりひどい。
黒い。清掃だけで綺麗にできるギリギリのレベル。
ちょっとわかりにくいなぁ。もっとわかりやすくしてよ。
おもむろにエアコン配管をグイっと引き出してくる作業者。
ポタポタ。
この光景を見て、千と千尋を思い出しました。
顔なし、怖かったなぁ。
長年サイクルに溜まり続けたゴミが、少しずつ色を染めて最終的には真っ黒に。
このゴミは物凄~く細かい鉄粉でございます。
洗浄でなんとかなるのは、このレベルが限界。これを超えると、サイクルにびっちり
こびりついてしまって。
無限ループとなります。今尾電機も残念ながら経験あり。
エアコン修理は、車の修理の中でも様々な要因が絡み合う面倒なもの。
カーエアコンが壊れたら、最寄りのエアコン修理専門店に相談しましょう。