お世話になっております。最近お客様からノアの納期が現在一年待ち、いや受注停止と聞いて本気で慟哭した私です。ファミリーカーが一年待ちというのは、さすがにしんどいですね。
今回は同じくTOYOTA車ですが、TOYOTAがカローラ、マークⅡと共に最も力を入れていた
15系クラウンの修理でございます。
作業担当
いや~懐かしい!当時のTOYOTAが採算度外視でつくった車だけあって素晴らしいよな。
今回の故障相談内容は、主に二つ。
特に気になるのは交換してもよくならない、パワーウインドウですね~。
作業担当
じゃあまずは、ヒーターから見ていこうかな。
作業担当
む。なんか臭うな。クーラントの甘い匂い!
クーラントも入ってないですし、なんかクーラント漏れが主原因っぽいな。
作業担当
さて、どこから漏れてんのかな~
作業担当
ヒーターバルブから漏れだしたようだけど、さて、何故。漏れたんだろう。
作業担当
ヒーターバルブを交換するのは簡単だけど、診断を続けてみないと。
バルブは交換せず、ヒーターコアを清掃して、エアー抜きも万全にして、ぽっかぽか。
修理完了です。
さすがはクラウン、ヒーターもガンガンききますね。
作業担当
これでもなお、ヒーターが効かなくなるようなら、バルブ交換かな?様子見お願いします!
お次は。
こちら。パワーウインドウです。
すでにいくつかの部品を交換して、直すことを試みたようですが、残念ながら失敗。
失敗というのは違いますかね、どちらにしても主原因はスイッチではなく。
奥の配線でした。
配線を交換するのも、勿体ないというかやりすぎですので、いわゆる配線修理にて
対応させていただきました。
作業担当
部品交換は修理の一手。今尾電機としては、壊れてないならいじらない。安く治るならそれが一番!