グーピットの作業実績を見ると７４９件もありました。
一日ひとつとしてもざっと二年以上蓄積されてるんですね～
寂しいですけど、これもまた進化ですね（謎）
皆様こんにちは、今尾電機です。
今回はホンダ、フリードスパイクのFFヒーター取付です。
フリードスパイクは言わずとしれたコンパクトミニバン、車中泊にはぴったりの荷室を
持つ車です。しかし、冬の車中泊をするには寒すぎる車両、、
お客様のご依頼は荷室内を損なわないフロアボード下に取り付けるFFヒーター取付です。
本来はFFヒーターを取り付けるうえで邪魔になるものですが
それを利用して、より美しい取付を目指そうという試み。
ちなみにフロアボードと言いますのは、こちらのトランク内の仕切りのようなもの。
これがあることで車中泊の際フルフラットになります。
この下には約11cmの空間がございます。
その中でも右側のフロアボード下、高さ11cm、横31cm、奥行き80cmの空間に
ヒーター、サブバッテリー、走行充電器全てをまとめる取付です。
本当に1cmの違いが重要になってきます。
布地の下には発泡スチロールが存在。しかも分厚い3㎝仕様。
何の変哲もない発泡スチロールが車両標準というのは、なんか不思議です。
仮置きして、お客様に提案。高さ以外はかなり余裕あり。
それにしても、走行充電器の役割を封筒で担うというのは
なんとも味のある提案方法ですね、寸法がわかればいいとは思いますがね
もうちょっと良いのあったよね、今思うと。
走行充電器はサクッと埋め込み。封筒で役割を演じた意味、まったくなし。
フロアボード下にはまったく寸法がありませんので、お客様提案の
ホワイトハウス様のNVANで最近採用されているのを見ました。
容量が小さいため、FFヒーターにしか使えないのが悩み。
数値計算しながら、お客様に写真を送って。また考える。
そんなことの繰り返し。
充分高さには余裕を作りましたが、バッテリー等は、ずれると危険なので
すこしだけ埋め込んでしまいます。
うまくフロアボード内に入りましたね。
ようやく数字の世界とはおさらば。
あとは組付けとダクト類を取付してしまいます。
問題発生。
車両側に出そうとすると、シートベルトにあたります。
シートベルトが溶けることはないとは思いますが、最低でも高温にはなる。
とりあえず後で考えます。
作業大詰め。
取付完了！
ここまで、さも自分のアイデアかのように書いてきましたが
当然最初のアイデアはお客様由来。
お客様このフロアボードの下に、FFヒーターって入らない？
この一言がなければ、正直考えもしませんでした。脱帽です。
ダクト問題は、延長することで解決。
こうすれば好きな方向に風を向けることも可能。
この取付の後、埋め込んだことで温度調整がうまくいかず
様々な実証実験を試みることとなりますが、それはまた別の話。
ところで。
この作業を過去ブログから引用したのは、お客様からご評価いただいたものだから。
その評価も含めて消えてしまうのは、あまりにも申し訳ない。
思い出として、ここに掲載させてください。私自身も働き始めて日も浅いころ。うれしかったですね。
大阪からFFヒーターの取り付けをお願いしました。色々なところに電話をしていたのですが、大阪近辺では断られましたが、今尾電機さんだけが快く引き受けて下さいました！
希望としてはフリードスパイクの収納性を損なうことなく、FFヒーターを取り付けることでした。当方は星空観察をするため、車中泊が多くなるので睡眠を妨げない程度の音を希望したので、ノウハウが多い老舗メーカーのべバストヒーターが良いということで、こちらを選択させていただきました。
バッテリーは、横倒しのできるバッテリーをわざわざ取り寄せていただいて、ラゲッジ収納スペースをほとんど損なうことなく、床を少し削っていただいて完璧な設置が出来ました。満足のいく取り付けが出来たのですが、まだ落とし穴がありました。ヒーター本体の温度センサーが収納内部にあるため、ヒーターの温度調整機能が気温差で設定温度にならず、なかなか難しかったのが問題でした。スタッフの後藤さんがメーカーに問い合わせていただき、別途温度センサーを取り付け、テストを何度も行っていただいたので、車内温度が指定通り快適になりました。
懇切丁寧に説明していただけ、ちゃんと納得した上で完璧な作業していただけるので、車の電気関係で困ったら間違いなく今尾電機さんをおススメします！困ったら、すぐに回答もいただけますし、こんなに満足できるお店は他にはありません。
