ハイエースにFFヒーター取付!お気に入りのベッドキットを加工して、吹き出し口を思いのままの位置に!

土曜日はブログをかけずに申し訳ない。たくさんのご来店で私の予定が繰り上げ繰り上げ。

さすがにお待ちいただいているお客様よりもブログを優先するわけにはいきません。

段取りが悪いだけのような気がしますが、目をつぶるとしましょう。

お車はハイエース。年がら年中ハイエースには親しみを持ちますが

この時期は本当にキャンピングカーのご依頼、あふれ出て親しみを超えて

愛を感じるような気がします(?)

FFヒーターの取付依頼。

取付位置を会議中。

今回に限らず、すでに架装済みの状態でご入庫いただくキャンピングカーと

なにも取り付けられていないキャンピングカー、二パターンございますが

今回は前者。すでにバリバリ使われているハイエースキャンピングです。

FFヒーターの取り付けをしていくうえで、難しいのが「位置」。

なにも取り付けられていない状態ならいざ知らず。

すでに使用されている場合は、難航することもあります。

今回は取付位置に指定があるものの、すでにベットキットが組まれているため

加工必須。

加工は最小限にとどめるため、先にFFヒーターを取り付けていきます。

使用するのはべバスト製ヒーター

よいしょっと。

床板もありますがくり抜いて取付。案外大変ですが、専用のブラケットも作成しつつ

取付いたします。

さて、FFヒーターの位置はここに決まったわけですから、お次はこの形にベッドをくり抜きます。

こんな感じ。

ベッドキットもいろいろありますが、耐久性を考えてめっちゃ分厚く作られてます。

何も考えずにくり抜くとベッドそのもののグラつき、最悪は軋みなどにもつながりますので

本当にちょっとずつが大原則。

電機屋の仕事からは逸脱しているような気もしますが、細かいことはいいじゃないの。

お客様が求めていらっしゃるんですから、頑張りましょう。

と、作業員にお願いする最近の私でした。

でも、しっかりやり遂げてくれるので全幅の信頼を置いてます。

組付け。

横から見ると、ほとんどわかりませんね。

あとは温度センサーと、コントローラー、配管作業も終えれば完成です。

忘れてました。今回は吹き出し口の位置にもお客様のこだわりあり。

ベッドキットの下に位置するFFヒーターは吹き出し口をどこにするかは悩みどころ。

今回はFFヒーターの真上に吹き出し口を持ってきます。

どんな感じになるか、読んでるとわかりますよ。

こんな感じに収まれば、ヨシ(‘ω’)

木の香りがします。

オイルとガソリン、ハンダのにおいばかりの工場に訪れるひと時の癒しです。

いい香りですね、といったら「何が?」と言われました。

(´・ω・)キビシイ

横から見ると、若干見てくれは悪いですが、閉じればいい感じですよ。

こちらは完成図。

普段は閉められた状態にあるこの位置。

FFヒーターを使う時だけ開けて。

手で、好きな位置にダクトを固定できます。

使用し終わったら、また戻すだけ。

使用後は戻せば違和感なし。

正直な話。

全く思いつきませんでした\(^o^)/

お客様の豊富なアイデアには驚くばかり。日々使われているお車ほど

具体的で、それでいて便利なアイデアが生まれてくるのでしょうね。

私個人としては、そんなアイデアが純粋に楽しいです。

聞いたときはできるのかな、完成したらお客様にも感謝、工場にも感謝。

なんかいいこと言った感すんごいですが、お客様のご依頼に感謝いたします。

素敵なご依頼、ありがとうございました~

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