ハイエースのキャンピングカー仕様って一般的になんて言われてるんだろう。
検索したら、「ハイエースキャンピングカー」でした。
そのまますぎ。
さて、今回はハイエースキャンピングカーの作業。
この前置きにはちゃんと意味がありまして、今回の作業は
ハイエースをキャンピングカー仕様にするわけではなく、
ハイエースキャンピングカーをオーナー様の思うようにカスタムする
つまり後付の作業ブログです。
パッケージ商品として売られるキャンピングカーは、ときにオーナーの意向に沿わないときもあります。
それはどんな車でも言えますが、キャンピングカーの場合、不満がそのまま生活の不満ですので
早く改造したくなる気持ち、わかります。
今回のご要望は以下の通り↓
ナビとモニターをサブバッテリーで稼働させたい
ポータブルバッテリーがあるので、それを活用したい
外部電源を設置して、RVパークでコンセントを使いたい
さらにその外部電源で、車両のバッテリーを充電したい
集中ドアロックを車内で操作したい。
今回のハイエースキャンピングカーは寒冷地仕様ですので
バッテリーを2つ搭載しております。
お客様は冬山、ウインタースポーツの類は嗜まれないそうなので
バッテリーのうち、一つをサブバッテリーとして活用いたします。
今回のコンセント、集中ドアロックボタンは
リヤスピーカー横の空間に埋め込みで取り付けさせていただきます。
各種配線の結線、コンセント等の延長作業の写真は
とても地味、というかこの体勢でずっと作業するので
写真が少なめです。なにげにツライ
ナビ、モニターのサブバッテリースイッチ
外部電源連動のコンセント
集中ドアロックボタンが設置されました。
ということで、作業完了です。
あれ?
と思ったお客様は、相当「通」なお客様です。
そう、今回インバーターの取付作業はありません。
それは
ポータブルバッテリーがあるので、それを活用したい
このご要望があるからです。
御存知の通り、ポータブルバッテリーにはすでにコンセントが備わっています。
つまり、インバーター機能をそなえているのです。
であるならば、必然。ポータブルバッテリーはインバーターとして活用できます。
しかし、ポータブルバッテリーの欠点、それは電力不安。
いつ何時、充電が切れるかわからない。その不安がつきまといます。
そこで、サブバッテリーです
シガーソケットでの充電機能を持つポータブルバッテリーを
サブバッテリー直結のシガーソケットに接続すれば
あっという間に
メインバッテリー、サブバッテリー、ポータブルバッテリーの三連バッテリーの完成です
しかも、外部電源でサブバッテリーが充電されますので
間接的に外部電源でポータブルバッテリーの充電も可能だということです。
たったこれだけで電力不安は大幅に軽減されます。
インバーターも必要ないですし!
便利〜
集中ドアロックもボタンで操作できるようになりました。
暗闇で鍵を探す、ゴソゴソ。
みたいな面倒なことは、これをつければ一発解消。
ちなみに
緑がロックなのは「安心を意味するから」です。
黄色は「注意」ですね。
というわけで、作業完了です。
まだまだ納車されたばかり、穴あけや加工は必要最小限で
これからを考えるのに、最低限必要な機能のみ取り付けさせていただきました。
将来的には、ポータブルバッテリーを埋め込める家具も作りたいな〜
と思った私でございました。
ご依頼、ありがとうございました!!